関西で最も東の里 藤川

米原市藤川 (旧伊吹町藤川)

滋賀県の北国街道と中山道を結ぶ「北国脇往還」、
元来の街道に沿って、現在は国道356号線が走る
関ヶ原から滋賀県に入り、最初にあるのが藤川宿。
国道の北側に村への上がり口がある。


旧街道の雰囲気を残しつつも、静かなたたずまいの藤川宿。


集落の西に学校の跡地が残っている。


伊吹町立 春照小学校 藤川分校がここにあった。
後方、雲のかかるのが伊吹山


「藤川学校跡地」「百周年記念 昭和50年11月」の石碑がある。

歴史
明治8年 藤川学校
明治19年 簡易科藤川小学校
明治27年 藤川尋常小学校
明治32年 春照東尋常小学校

明治41年 藤川分教場
昭和46年 伊吹町立春照小学校 藤川分校
昭和49年 休校
昭和57年 廃校
米原市立春照小学校website掲載の「沿革」による。


かつて、生徒の1年生から4年生は分校で、5年生6年生は伊吹町の本校に通った。
藤川の西には峠があり、本校に行くには谷間の道路を歩き、峠を越えなければならない。
また冬季には本校に泊まりこんでいたという。


2015/09/02 記述


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