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海津のKATO DL  岐阜県、海津町の歴史民族資料館。

海津DL1

カトーワークスの4トンDLが、トロッコ2台を従えて展示されている。
サイドの「岐阜県」はペイントだが、正面には「岐阜縣」のプレートがある。

 

海津DL2

DLの大きさを表現するのに、自分をたたせてEOS-3のセルフタイマー撮影。
キャブ内の計器、エンジンルームなどは非常にきれいな状態である。

 

海津トロッコ

土運用のトロッコ。痛みがすすんでおり、このままだと朽ちてしまいそう。


案内看板の説明

ディーゼル機関車

海津町の水田はそのほとんどが堀田でした。堀田は一般に4水6土と言われ、全面積のおよそ40パーセントが水路や池などになっており、文字通りの水郷でした。昭和29年から堀田の埋立て作業が始まり、堀田は順次その姿を消していきまいたが、昭和45年にすべて完了しました。海津町南部の埋立てには、長良川や揖斐川を浚渫した土砂が用いられましたが、北部の堀田の埋立てには、高須輪中北部の畑地帯の土砂を機関車で運搬しました。その時に用いられた機関車です。

加藤ディーゼル機関車

運転整備重量 4トン
全長       3m10cm
全高       1m34cm
軌間       508mm〜610mm
走行速度    毎時18km
引張トン数   20〜40トン
最大馬力    70馬力
エンジン     いすずDA220
製造年月    昭和34年12月
製造会社    (株)加藤製作所


訪問日 1999/5/8